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Curioo Japan News - ニュース
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「うちの子、スマホを見過ぎかも」「ネット依存かも」。スマートフォンに限らずタブレットやパソコンといった「スクリーンタイム」の増加は、世界中で悩ましい問題です。どう向き合えばよいのでしょうか。日本の現状と、世界20か国に展開する国際塾「キュリオキッズ」(本部・香港)に通う子を持つ親たちの対策をレポートします。

 

【日本】0~9歳のネット利用:1日平均2時間2分

内閣府は2023年2月、「2022年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」の結果(速報)を発表しました。0~9歳児とその親を対象にした調査は3000人を対象にし、2088人が回答(回答率69.6%)しています。概要は下記の通りです。
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家庭のルールの有無では、子どもと親で回答にギャップがあり、認識に違いがあることを示しています。

海外に目を向けてみましょう。オーストラリア児童縦断調査(LSAC)の結果によると、オーストラリアのほとんどの子どもたち(約3分の2)は、専門家の基準で健全とされるよりもかなり多くのデバイスを使用しています。


マレーシアでも同様で「5歳から17歳の子どもの10人に9人がインターネットユーザーで、13歳から17歳の学生の92%がソーシャルメディアアカウントを持っている」と、子どもたちの利用がさらに増えています。

スクリーンの前で長時間過ごす子どもたちは、下記のような問題が起きる可能性があると心配されています。

 

  • 精神的・社会的な問題
  • 学業成績の低下
  • 身体的な健康問題

ネット依存対策、日本の取り組みとは

 

前述の「2022年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、日本の親たちは下記のような対策をとっています。

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国内初の「ネット依存外来」を2011年に開設した国立病院機構・久里浜医療センター(神奈川)では、下記などを「PC、スマホ使用ルール作りのポイント」として挙げています。

 

  1. 占有させない
  2. 買う前にルールを決める
  3. 使用場所・時間を決める
  4. お金に関して決めておく
  5. 口頭でなく書面に残し、目につきやすくする

キュリオキッズでは、スクリーンタイムを管理するのに役立つ「チェックリスト」を下記に用意しています。

 

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【国際レポート】CURIOOkidsの保護者のユニークな対策

 

キュリオキッズに通う生徒の親6人の対策を紹介します。日本人の目からするとユニークなものもあり、興味深いdですよ。参考にしてくださいね。

 

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ネット依存対策①ネット利用クーポン券をつくる

 

2児の母であるジー・ハオさんの対策は「クーポン券」です。

 

”私たちはスクリーンタイムを利用して、「見積もること」を教えようと考えました。まず15分から45分までの利用クーポン券をつくり、ラミネート加工しました。1人あたり週に200分のクーポン券を渡し、ネットを使いたければクーポンを出すようにしました。
1人は初日にクーポンを使い切り、もう1人は15分ごとに出しています。「クーポン券が手元になくなればネットが使えない」ことを2人とも理解したようです。”

 

ネット依存対策②移動が1時間以内は見せない

 

ジュン・カイさんは、車の中でのスクリーンタイムについて議論しました。

 

”たとえ通学のためであっても、子どもたちは車内でゲームをしたい、動画を観たいと言い出します。ルールを決めました。移動時間が1時間以上でない限り、車内でのスクリーンタイムはないと説明したのです”

 

 
ネット依存対策③平日はNG、土曜朝だけOK
 

アニーさんの対策は「土曜の朝だけスクリーンOKにする」とのルールです。

 

"スマホやタブレット、パソコンでのネット利用は平日は禁止です。そのかわり、週末にデバイスが使えるたび、子供たちは大喜びです。
タブレットはジュースやシリアルバーと一緒にキッチンテーブルに置いておくので、私たち親も朝寝坊ができます。いいアイデアでしょう?” 

 

 

ネット依存対策④ 読書30分が利用の条件

 

リンさんは「子どもを読書好きにしたい」と考えています。

 

"紙の本を読むことは、子どもにとって不可欠だと思います。30分間本を読むまでは、テレビを見たり、スマホやタブレットを使うことを禁止しています。子どもたちは実際、本に夢中になるんですよ。”

 

ネット依存対策⑤家族が集まるスクリーンタイム

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ファラさんは家族が画面ばかりみて、話をしなくなるのを残念に思っていました。

 

"ネットを使いだすと、お互いにコミュニケーションしなくなります。そこで午後5~6時は、家族でテーブルを囲み、スマホやタブレットを見ることにしました。動画を共有するので会話が生まれましたし、子どもたちがどんなゲームを楽しんでいるのかも分かるようになりました。”

 

ネット依存対策⑥子供に選択肢を与える

 

クリスティーンさんは、「子どもたちが受け身で、ただの<メディア消費者>になってしまう」ことを心配しています。

 

“子どもたちがスクリーンを1時間ずっと見ている、という状況は避けたいのです。そこで「一晩につき、動画20分か運動40分か、どちらかを選ぶ」というルールを決めました。子どもには選択肢があるので、よりよいほうを選ぼうとします。”

 

キュリオキッズでは、スクリーンタイムを管理するのに役立つ「チェックリスト」を下記に用意しています。

 

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キュリオキッズでは、デジタルスキルを英語で学びます。ITの可能性を理解して能動的に使えるようになることが、お子さまの成功の秘訣です。福岡の百道浜、照葉、高宮(2023年4月開校)の各スタジオで無料体験を実施中ですので、ぜひお問い合わせください。

 

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